ナルコレプシーと生きる私の日常
美咲のストーリー
原因のわからない眠気や症状に悩んでいませんか?
強い眠気や症状に悩みながらも、前を向いて歩み出したナルコレプシー患者・美咲さんの実体験をイラストとともにご紹介します。
- 〈 監修 〉
- 塩釜口こころクリニック
- 今西 彩 先生
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私は美咲。日中の強い眠気や、笑うと力が抜ける症状などを伴う「ナルコレプシー」という病気を抱えています。
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中学生の頃から症状がありましたが、自分では寝ている感覚がなく、周りから指摘されて初めて気がつく状態でした。
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友達と話して大笑いした時や嬉しい時に、急に体の力が抜けてしまうことが増え、けがをすることが多くなりました。
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特に苦労したのが受験勉強です。学校の授業中もどれだけ気を引き締めていても意識が遠のき、居眠りを繰り返してしまっていました。
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やる気はあるのに、家で机に向かっても気がつくと眠り込んでしまうことの繰り返しで、思うように勉強が進みませんでした。
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家族からは「怠けている」と言われ、自分自身もそのように感じ、自分を責める毎日でした。
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見守ってくれる友人に支えられながら大学へ進学しましたが、講義中も眠ってしまい心配される状況は変わりませんでした。
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そんな中、状況を変えるため大学の健康支援サービスに相談したところ、専門の医師を紹介していただくことができました。
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医療機関で詳しい睡眠の検査を受けた結果、正式に「ナルコレプシー」という病気だと分かりました。
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診断を受けた時、自分の意志の弱さが原因ではなかったと知り、安心から思わず涙が出ました。
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このように、私は大学生の時に専門の先生に出会えたため、適切な治療を始めることができました。
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睡眠の病気を専門とする医師はまだ少なく、病気だと気づかずに悩んでいる方がたくさんいると聞きます。
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私自身も、診断されるまでは一人で悩み、不安を抱えていました。もし、少しでも気になることがあれば、信頼できる周囲の人や医療機関に相談してみるなど、一人で抱え込まないことが大切です。