用語集
あ
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脳の視床下部で作られる神経伝達物質の一つで、目が覚めた状態を安定させるはたらきがあります。ナルコレプシータイプ1の患者さんは、何らかの原因でオレキシンが不足しており、日中に耐えられない眠気が生じたり、夜間の眠りが浅く、途切れ途切れになったりします。
か
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社会的に望ましい寝起きのタイミングと、実際の寝起きのタイミングがずれることにより、社会生活に支障をきたす睡眠障害です。寝起きのタイミングの異常は、体内時計が昼夜のサイクルと合わない場合と、交替制勤務(日勤・夜勤の繰り返し)や時差飛行(海外旅行)のために寝起きのタイミングがずれてしまった結果として生じる場合があります。
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脳の視床下部に存在する、「起きている状態」を保つためのスイッチの役割を担う場所です。覚醒中枢にオレキシンが働きかけることで目を覚まし、起きている状態を保つことができます。
さ
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脳の中心部にあり、体のさまざまな働きを調整しています。視床下部の一部に、いわゆる「体内時計」と呼ばれている、体のリズムを作り出す場所があります。この体内時計の働きによって睡眠と覚醒のサイクルをはじめ、体温や代謝といった体の機能が、およそ24時間の周期で維持されています 。また、オレキシンを作り出す場所でもあります。
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一晩にわたって、脳波・眼球運動・心電図・筋電図・血中の酸素飽和度などを記録し、目が覚めている状態から眠りに入るまでの時間(入眠潜時)や睡眠の深さや質、睡眠妨害事象(睡眠時無呼吸、寝相の悪さ、歯ぎしりなど)の重症度を評価する検査です。
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情動脱力発作(カタプレキシー)は、ナルコレプシータイプ1にみられる主な症状の一つです。大笑いしたときや喜んだとき、驚いたときなど、強い感情の動きや気分の高ぶりをきっかけに、体を支える筋肉の力が突然抜けてしまいます。たとえば、大笑いをすると膝がカクンと抜けてしまう、おもしろい冗談を言おうとすると顎の力が抜けてろれつが回らなくなる、といったことが典型的な例です。
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脳脊髄液中にあるオレキシンという物質の濃度を調べる検査です。侵襲を伴う検査ですが、睡眠検査が難しい場合(服薬中止が困難であったり、神経疾患が合併している場合)にナルコレプシータイプ1の確定診断ができる方法です。
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睡眠中に無呼吸の状態が繰り返される病気です。呼吸が止まると血液中の酸素濃度が低下するため、目が覚めて再び呼吸し始めますが、眠り出すとまた止まってしまいます。 これを一晩中繰り返すため、深い睡眠がとれなくなり、日中に強い眠気が出現します。
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この検査で日中の眠気(寝つきやすさ)の重症度を評価し、それが病的であるかどうかによって過眠症の診断を行います。前の晩の夜間睡眠ポリグラフ検査に続けて、翌日の日中に行い、眠りにつくまでの時間を調べます。
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脳の視床下部に存在する、「睡眠」を引き起こすためのスイッチの役割を担う場所です。睡眠中枢が活発になると、脳を目覚めさせる神経の働きにブレーキをかけます。これにより脳全体が休息状態に入り、自然な眠りが引き起こされます。
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睡眠不足症候群は、眠ったり目を覚ましたりする機能の異常が原因ではなく、普段の生活で慢性的に睡眠不足が起こるため、日中に眠くなったりします。夜間の睡眠時間が十分に確保されていないことや、睡眠の質がよくないことも日中眠くなる一因として考えられます。睡眠不足症候群の人の普段の生活を見てみると、平日はあまり眠らない生活をしていることが多いようです。そのため、普段の生活ではしっかり睡眠をとることが重要です。米国国立睡眠財団(NSF)による2015年の報告では6~13歳は9~11時間、14~17歳は8~10時間、18~64歳は7~9時間を理想的な睡眠時間として推奨しています。
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突然生じた耐えられない眠気によって、会話中や試験中など、通常は居眠りをしない場面で眠り込んでしまう発作のことをいいます。
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眠りに入るとき、または目が覚めるときに、重いものがのしかかってくる感じで、体が動かせなくなったり、声が出せなくなったりすることをいいます。一般に金縛りとも呼ばれます。周囲に人の気配や人影を感じることもあります。
た
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「中枢性」とは、脳にある覚醒・睡眠の中枢を意味しています。 中枢性過眠症は、眠ったり目を覚ましたりする脳の機能の異常によって起こり、日中の強い眠気が3ヵ月以上続く病気のことをいいます。夜の睡眠時間や睡眠の質に関係なく、突然眠くなったり、一日中ずっと眠いなどの症状があります。中枢性過眠症の代表的なものとして、ナルコレプシーや特発性過眠症があります。
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いったん眠りに入るものの、眠りが浅く、途切れ途切れになって目が覚めてしまうことをいいます。
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「中枢性過眠症」の一つで、十分に眠っているにもかかわらず、強い眠気やぼんやりとした状態が一日中続く睡眠障害です。夜間の睡眠時間が長くなり、10時間以上眠ってもすっきりしないこともあります。朝なかなか起きられず、目が覚めても頭や体がはっきりするまでに時間がかかります。目覚ましに気づかないこともあり、無理に起こされると混乱して会話の内容を覚えていないことがあります(睡眠酩酊)。その他の症状として、頭痛、めまいや立ちくらみ、手足の冷え、体温調節がうまくいかないなどの自律神経症状がみられる場合もあります。特発性過眠症の原因はわかっていません。
な
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「中枢性過眠症」の一つで、日中の強い眠気や1日に何度も繰り返す居眠りを特徴とする睡眠障害です。ナルコレプシーは時間と場所に関係なく、日中に突然強い眠気に襲われます。また、居眠りを1日に何回も繰り返したり、夜眠っている途中で目が覚めることも多くなります。その他の症状として、笑ったときなどに体の力が抜ける(情動脱力発作:カタプレキシー)、眠りに入るときにみられる幻覚(入眠時幻覚)、金縛りが起こる(睡眠麻痺)、夜ぐっすりと眠れない(夜間睡眠障害)などがあります。初期症状としては、日中の強い眠気、睡眠発作などが起こりやすいといわれています。
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眠りに入るときに起こる幻覚のことです。ないものを見たり、あるものを別のものに見間違えたりします。このほか、ふわふわと浮いているように感じたり、実際にはない声や音が聞こえるように感じることもあります。これらの症状は、寝起きや昼の短時間の居眠りのときにもあらわれることがあります。
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一晩の眠りの中で、レム睡眠と交互に現れる睡眠の段階の一つです。これらの睡眠の段階は睡眠中の脳波で判別されます。ノンレム睡眠は睡眠の深さ(脳波の活動性)によってステージ1~4(浅い→深い)の4段階に分けられ、ノンレム睡眠中は脳の活動が低下した状態になります。
や
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夜間の睡眠に問題が起きる状態のことをいいます。「寝つきが悪い」「夜中に何度も目が覚めてしまう」「朝早くに目が覚めてしまう」といった症状を指します。ナルコレプシーの患者さんは、夜間の睡眠も不安定になりやすい傾向があります。眠りが浅くなったり、途中で目が覚めたりすることが多いとされています。
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一晩の眠りの中で、ノンレム睡眠と交互に現れる睡眠の段階の一つです。これらの睡眠の段階は睡眠中の脳波で判別されます。脳波はノンレム睡眠のステージ1(寝入りばなのうとうと状態)に近く、眠っている間に眼球がすばやく動いたり、体の力が抜けた状態になることが特徴です。また、レム睡眠中は夢を見ることが多いとされています。
【出典】
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