武田薬品工業株式会社

PID患者さんとご家族へのインタビューへ

ライフイベント準備
病気のことは職場でオープンに伝え、できることを率先して行う

職場の人には病気のことをオープンに伝え、協力をお願いしました。体調が悪化したときに周りの人を戸惑わせずにすみ、助けてもらえると思うと安心です。

嶋村 薫さん(60歳代)

原発性免疫不全症(PID)の病型は、分類不能型免疫不全症(CVID)

病気のことは職場でオープンに伝え、できることを率先して行う

私は大学時代に考古学を専攻しており、発掘調査にずっと関わってきました。大学を卒業してからも主に発掘調査の報告書を作る仕事をしていましたが、体調を崩して仕事を辞めてしまったので、まずは戻って自分の仕事を続けたいと考えていました。
診断がついて職場に戻ったときは、病気のことをオープンに話しました。どんな病気で、どんなことができないか、体調に波があることなどを伝えました。その中でできること、できないことがはっきりしてくるので、できることは一生懸命するけれども、できないことは助けていただけるようにお願いをしました。その上で、専門性が必要で、それほど体力を使わない書籍の整理など、できることに関しては率先して動くようにしています。

あらかじめ病気のことを伝えておけば、必要な時に助けてもらえる

病気のことに関して話さないという選択肢もあるのですが、この病気は体調に波があるので、最初はよくても、体調が悪化してから突然告白すると、職場の人も戸惑い混乱し、最終的には辞めざるを得なくなるのではと考えます。日頃から、できること、できないことを理解してもらっていれば、体調が悪くなっても助けてもらえると思います。話すことは勇気がいると思いますが、ぜひ話すということも選択肢として検討されるとよいと思います。