小児リンパ腫のお話

小児リンパ腫のお話に使われている用語

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用語集:薬物療法と主な副作用

骨髄抑制(こつずいよくせい)

血液をつくり出す骨髄の働きが低下し、白血球、赤血球、血小板などが減少します。化学療法の1~2週間後に影響が強く出ることが多く、白血球の好中球が低下することによって、細菌や真菌(カビ)に対する抵抗力が弱くなり、感染症を起こしやすくなります。

肝機能障害(肝炎)(かんきのうしょうがい(かんえん))

肝臓に炎症を起こし、発熱、黄疸、全身倦怠感などの症状が起こることがあります。

腎機能障害(じんきのうしょうがい)

腎臓が障害を受け、尿量が減る、体重増加、むくみ、呼吸が苦しい、おなかの張りなどの症状があらわれることがあります。

心機能障害(しんきのうしょうがい)

心筋の障害により、脚のむくみ、動いた時の息苦しさ、息切れ、胸の痛み、心臓がどきどきするなどの症状が起こることがあります。

間質性肺炎(かんしつせいはいえん)

肺の肺胞の壁や周辺に 炎症が起こり、この病態になると血液に酸素が取り込めず、 動脈血液中の酸素が減少した状態になります。主な症状として、「息切れ(呼吸困難)」、「空咳(痰のない咳)」、 「発熱」の3つが知られています。

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