植物のご紹介

オウゴン

オウゴン

生薬名:オウゴン(黄芩)
本品はコガネバナScutellaria baicalensis Georgi (Labiatae)の周皮を除いた根です。
生薬オウゴン(黄芩)は、成分としてバイカリンなどを含み、緩下、利尿作用があるといわれています。一般用漢方製剤294処方では、黄連解毒湯(おうれんげどくとう)、小柴胡湯(しょうさいことう)など53処方に配合されています。花は紫色ですが、薬用部位の根が黄金色なので植物名がコガネバナ、生薬名がオウゴン(黄芩)とそれぞれ呼ばれます。