肺がんはどんな治療をするの？

肺がんの治療には、外科療法、放射線療法、薬物療法、緩和ケアがあります。

肺がんの種類や進行レベルと患者さんの状態をもとに、医師が提案し、患者さんが選択します。

肺がんの治療法

手術によって、肺がんを取り除く方法です。

放射線によってがん細胞を破壊し、がんを消滅させたり、小さくしたりする治療法です。

おくすりを注射によって投与し、がんの増殖を抑えたり、成長を遅らせたりする治療法です。

がんと診断された日から、がんに伴うからだと心のさまざまな苦痛に対する症状をやわらげるために行う治療法です。

がんの大きさや転移の状況によって、がんの進行レベルを分類します。これを「ステージ（臨床病期）」といい、I期～IV期の4段階に分けられます。

非小細胞肺がんの治療では、主に放射線療法や薬物療法が行われます。
がんが肺の中にとどまっている場合は、手術を行うこともできますが、再発予防のため、手術後に薬物療法を行うことが推奨されています。

手術の対象となるのはごく一部で、主に放射線療法や薬物療法が行われます。