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胸やけのお話

胸やけのお話 > 酸逆流症状?

「胸やけがする・・」や「酸が上がってくる・・」症状は、胃の内容物、特に胃酸が食道に逆流することが原因の一つです。

これらの症状を酸逆流症状といいます。酸逆流症状には、「胸の痛み」「つかえる感じ」「せき」「声がかすれる」「耳のあたりの痛み」などがあります。

胸やけを表現するときに使われる表現

胸やけを表現するときに使われる表現

そして、胃の内容物が食道に逆流しておこる病気の総称を

「胃食道逆流症(gastro-esophageal reflux disease)」

といいます。医師の間では、英語の頭文字を略語でGERD(ガード)というよび方をしています。

胃食道逆流症(GERD)

胸やけの症状のほか、食道を内視鏡で見たとき、胃酸のために食道粘膜がただれ、炎症がある場合は「逆流性食道炎」と診断されます。
胸やけなどの不快な症状があり、食道粘膜に炎症がない場合は「非びらん性胃食道逆流症」と診断されます。

胃食道逆流症(GERD)の内視鏡写真

胃食道逆流症(GERD)の内視鏡写真

胃食道逆流症(GERD)を放っておくと・・・?

この病気は、生命にかかわる重病ではありませんので心配する必要はありません。
しかし、酸逆流症状の多くは、食後や夜間といったくつろぎの時間に起きるので、日常生活に影響します。

胃食道逆流症を繰り返していると・・・

炎症がおこって回復する過程で、食道に胃粘膜と同じような上皮が現れてくる場合があります。これを「バレット粘膜」と呼びます。これ自体は悪性ではありませんが、そこに「食道がん」ができる可能性が高くなります。欧米では食道がんの原因の半数以上がこのバレット粘膜だとされています。
バレット粘膜は治療によって改善することは少なく、バレット粘膜にならないために胃食道逆流症を放置しないことです。

バレット粘膜

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