リンパ腫のお話

リンパ腫のお話に使われている用語

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用語集:検査と診断について

CT検査(シーティーけんさ)

CTはComputed Tomography(コンピュータ断層撮影)のこと。体の周囲からX線を当てて、体の断面図を撮影する検査のことです。病変の大きさや広がりを観察できます。

生検(せいけん)

「生体検査」の略。病変の一部をメスや針で採取して、顕微鏡などで組織を詳しく調べることです。悪性リンパ腫の生検は、麻酔して、しこりのあるリンパ節か腫瘍の一部を切り取って顕微鏡で観察します。

抗原(こうげん)

病原性のウイルスや細菌、がん細胞、花粉、卵、小麦などの生体に免疫応答を引き起こす物質

骨髄検査(こつずいけんさ)

骨髄穿刺(こつずいせんし)ともいいます。この検査は、胸骨、もしくは腰にある腸骨に針を刺して、骨の中にある骨髄組織をとる検査です。穿刺吸引法(せんしきゅういんほう)と針生検法(はりせいけんほう)があります。腰の骨(腸骨)に穿刺針を刺して骨髄液を吸引するのが穿刺吸引法、生検針で骨髄組織を採取するのが針生検法です。

PET検査(ペットけんさ)

PETはPositron Emission Tomography(陽電子放出断層撮影)のこと。放射性ブドウ糖液を注射して、体内から放出される放射線を計測して、断層画像を作成する検査です。細胞のエネルギー源はブドウ糖ですが、がん細胞は正常な細胞より大量のブドウ糖を必要としているため、PET検査で腫瘍の活動の状態を調べることができます。

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