ハイキュービアについて
ハイキュービア10%皮下注セットは、「無又は低ガンマグロブリン血症※の患者さん」、「慢性炎症性脱髄性多発根神経炎(CIDP)及び多巣性運動ニューロパチー(MMN)の患者さん」のための皮下注用人免疫グロブリン製剤とボルヒアルロニダーゼ アルファ(遺伝子組み換え)製剤から構成されるお薬です。
※:原因となる病気は「原発性免疫不全症候群(PID)」と「続発性免疫不全症候群(SID)」です。
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ハイキュービアの皮下投与は、ボルヒアルロニダーゼ アルファの注射と免疫グロブリンの注射の2ステップで完了します。
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3週間に1回又は、4週間に1回皮下注射します。ライフスタイルを考え、主治医と相談してスケジュールを決めます。
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ボルヒアルロニダーゼ アルファの注射で皮下組織内の透過性を高めた後に免疫グロブリンを注射することで従来の皮下注射薬より多くの免疫グロブリンを皮下投与することができます。
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必要な量の免疫グロブリンを定期的に投与することで、血液中の免疫グロブリン濃度を安定して保つことができます。
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PID/SID患者さんでは、免疫グロブリンを補充して免疫を強化し、感染症にかかりにくくします。
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免疫グロブリンの投与には専用の機械(ポンプ)を使用します。
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CIDP/MMN患者さんでは、免疫グロブリンの投与により運動機能低下の進行を抑制します。
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ハイキュービアの投与では、副作用があらわれることがあります。異常を感じた場合は、医療従事者に相談してください。
ハイキュービアによる治療のながれ
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1
ハイキュービアの説明を受ける
主治医からハイキュービアへの切り替えについて説明を聞きます。
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2
ハイキュービアの投与を調節する
ハイキュービアによる治療では、お薬の投与に慣れるため、初めの数回は投与スケジュールと投与量の調節を行います。
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3
ハイキュービアを定期的に投与する
主治医が指示した量のお薬を3週間に1回又は4週間に1回皮下注射します。
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4
定期的に受診する
血液検査で免疫グロブリンの値などを確認します。また、CIDP/MMN患者さんでは、運動機能や筋力の検査をします。
お薬の量は、検査の結果で変更になることがあります。
注射のスケジュールを変更したい場合や、そのほか気になることがあれば、主治医に相談しましょう。