皮膚リンパ腫のお話

皮膚リンパ腫のお話に使われている用語

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皮膚リンパ腫とは

非ホジキンリンパ腫(ひほじきんりんぱしゅ)

悪性リンパ腫を大きく分類すると、「ホジキンリンパ腫」とそれ以外の「非ホジキンリンパ腫」という2つのタイプに分かれます。日本人に多いのは非ホジキンリンパ腫で、悪性リンパ腫全体の90%以上を占めます。非ホジキンリンパ腫の種類には「B細胞リンパ腫」、「T細胞リンパ腫」、「NK細胞リンパ腫」などがあります。

リンパ球(りんぱきゅう)

リンパ球とは白血球の一種で、異物の侵入から体を守る免疫に関わる細胞です。リンパ球はB細胞(Bリンパ球)、T細胞(Tリンパ球)、ナチュラルキラー(NK)細胞に分類することができます。

びらん

皮膚や粘膜の表層の細胞がはがれ落ち、内層が露出している状態です。ただれ。

潰瘍(かいよう)

病気のため、粘膜や皮膚の表面が炎症を起こしてくずれ、できた傷が深くえぐれたようになった状態です。

皮膚リンパ腫の診断

抗原(こうげん)

病原性のウイルスや細菌、がん細胞、花粉、卵、小麦などの生体に免疫応答を引き起こす物質です。

画像検査(がぞうけんさ)

画像検査は、体の全体または一部の「内側」を画像化する検査で、病気の診断、重症度の判定、診断後のモニタリングで行います。
画像検査は、超音波検査、X線(レントゲン)検査、CT検査、PET検査などがあります。

骨髄検査(こつずいけんさ)

骨髄穿刺(こつずいせんし)ともいいます。この検査は、胸骨、もしくは腰にある腸骨に針を刺して、骨の中にある骨髄組織をとる検査です。穿刺吸引法(せんしきゅういんほう)と針生検法(はりせいけんほう)があります。腰の骨(腸骨)に穿刺針を刺して骨髄液を吸引するのが穿刺吸引法、生検針で骨髄組織を採取するのが針生検法です。

X線(レントゲン)検査

X線(レントゲン)検査はX線を照射して、内部の様子を画像化する検査です。

CT検査(シーティーけんさ)

CT検査は、Computed Tomography(コンピュータ断層撮影)のこと。体の周囲からX線を当てて、体の断面図を撮影する検査のことです。病変の大きさや広がりを観察できます。

超音波検査(ちょうおんぱけんさ)

超音波検査は超音波を発する装置を当て、音波のはね返る様子を画像にすることで、体内の状態を観察します。

PET検査(ペット検査)

PETはPositron Emission Tomography(陽電子放出断層撮影)のこと。PET検査は放射性ブドウ糖液を注射して、体内から放出される放射線を計測し、断層画像を作成する検査です。細胞のエネルギー源はブドウ糖ですが、がん細胞は正常な細胞より大量のブドウ糖を必要としているため、PET検査で腫瘍の活動の状態を調べることができます。

皮膚リンパ腫の治療方法

保湿薬(ほしつやく)

皮膚の乾燥を防ぎ、皮膚の水分を補う役割を持っています。

外用ステロイド(がいようすてろいど)

抗炎症作用(炎症を促す物質の産生を抑制)、細胞増殖抑制作用、血管収縮作用(患部の赤みをしずめる)、免疫抑制作用(抗体の産生を抑制)がある塗り薬です。

紫外線療法(しがいせんりょうほう)

皮膚疾患の治療法のひとつで、長波長の紫外線(UVA)や中波長紫外線(UVB)を皮膚に照射することによって、免疫反応や細胞増殖を抑える効果があります。

PUVA療法(プバりょうほう)

PUVA(プバ)療法は、ソラレンという紫外線に敏感になる薬剤に長波長紫外線(UVA:ユーヴィエー)照射を組み合わせたものです。ソラレンには、外用・内服・入浴(バス)という種類があります。

UVB療法(ユーヴィビーりょうほう)

UVB(ユーヴィビー)療法は、照射にあたっては薬剤を使わず、中波長紫外線(UVB)を皮膚に照射します。

放射線療法(ほうしゃせんりょうほう)

放射線療法は、ホジキンリンパ腫の腫瘤に高エネルギーの放射線を照射し、がん細胞を消失させたり、腫瘤を小さくします。周囲にある正常な細胞も傷つきますが、正常な細胞は傷を修復して回復することができます。正常な細胞に大きなダメージを与えないように放射線は何回かに分けて照射し、徐々にがん細胞の数を減らしていきます。放射線治療の流れは、診察、放射線治療計画、経過観察で行います。放射線治療の回数やスケジュールは人によって様々です。

免疫療法(めんえきりょうほう)

免疫療法とは、がんを攻撃してくれる体内の免疫細胞を使って治療する治療法です。

ビタミンA誘導体(びたみんエーゆうどうたい)

皮膚の角化(角質層が厚く硬くなること)を抑える働きがあります。
ステロイド外用や紫外線療法で効かない紅斑(淡紅色や褐色に変わった皮膚)や局面(皮疹が軽度に隆起している)に関して内服治療として使用されます。

HDAC阻害剤(エイチダックそがいざい)

HDAC(エイチダック)阻害剤は、エピジェネティクス(epigenetics)に作用する薬剤です。
生物の設計図であるゲノムの遺伝子は、DNA上の塩基の並び順で規定されています。エピジェネティクスは、塩基配列に変化はなくても遺伝子が細胞の種類や環境に応じて後天的に変化する仕組みのことをいいます。
HDAC阻害剤とは、ヒストン脱アセチル化酵素を阻害する薬剤のこと。ヒストン脱アセチル化酵素を阻害する作用により、ヒストンと呼ばれるたんぱく質に巻きついているDNAをゆるめることで、がんを抑える遺伝子を活発にして、がんの増殖を抑制する働きをします。

化学療法(かがくりょうほう)

化学療法とは、抗がん剤を用いてがんを治療することをいいます。 抗がん剤を注射や点滴、内服などで全身に行き渡らせることで、がん細胞の増殖を抑えたり、再発や転移を防いだりする全身的な治療法です。薬物療法ともいいます。

抗体療法(こうたいりょうほう)

抗体医薬品を使って治療することを抗体療法といいます。抗体は体内に侵入した抗原と結びつき、その働きを抑えるタンパク質です。抗体療法とは、がん細胞の表面にある特殊なタンパク質(抗原)を目印にして結びつく抗体を利用して、がん細胞の増殖を防ぎます。単一(モノ)の抗体産生細胞に由来するクローンから作った薬を「モノクローナル」といいます。

造血幹細胞移植
(ぞうけつかんさいぼういしょく)

大量の薬物療法や放射線療法により残存しているリンパ腫を消失させるとともに、骨髄内の造血幹細胞が減少したあと、患者さんご自身、または、提供者(ドナー)の正常な造血幹細胞を移植し、正常な血液細胞をつくれるようにする治療法です。
患者さんご自身の造血幹細胞を移植することを自家造血幹細胞移植(じかぞうけつかんさいぼういしょく)といい、ドナーの造血幹細胞を移植することを同種造血幹細胞移植(どうしゅぞうけつかんさいぼういしょく)といいます。

保湿薬(ほしつやく)

皮膚の乾燥を防ぎ、皮膚の水分を補う役割を持っています。

外用ステロイド(がいようすてろいど)

抗炎症作用(炎症を促す物質の産生を抑制)、細胞増殖抑制作用、血管収縮作用(患部の赤みをしずめる)、免疫抑制作用(抗体の産生を抑制)がある塗り薬です。

紫外線療法(しがいせんりょうほう)

皮膚疾患の治療法のひとつで、長波長の紫外線(UVA)や中波長紫外線(UVB)を皮膚に照射することによって、免疫反応や細胞増殖を抑える効果があります。

PUVA療法(プバりょうほう)

PUVA(プバ)療法は、ソラレンという紫外線に敏感になる薬剤に長波長紫外線(UVA:ユーヴィエー)照射を組み合わせたものです。ソラレンには、外用・内服・入浴(バス)という種類があります。

UVB療法(ユーヴィビーりょうほう)

UVB(ユーヴィビー)療法は、照射にあたっては薬剤を使わず、中波長紫外線(UVB)を皮膚に照射します。

放射線療法(ほうしゃせんりょうほう)

放射線療法は、ホジキンリンパ腫の腫瘤に高エネルギーの放射線を照射し、がん細胞を消失させたり、腫瘤を小さくします。周囲にある正常な細胞も傷つきますが、正常な細胞は傷を修復して回復することができます。正常な細胞に大きなダメージを与えないように放射線は何回かに分けて照射し、徐々にがん細胞の数を減らしていきます。放射線治療の流れは、診察、放射線治療計画、経過観察で行います。放射線治療の回数やスケジュールは人によって様々です。

免疫療法(めんえきりょうほう)

免疫療法とは、がんを攻撃してくれる体内の免疫細胞を使って治療する治療法です。

ビタミンA誘導体(ビタミンエーゆうどうたい)

皮膚の角化(角質層が厚く硬くなること)を抑える働きがあります。
ステロイド外用や紫外線療法で効かない紅斑(淡紅色や褐色に変わった皮膚)や局面(皮疹が軽度に隆起している)に関して内服治療として使用されます。

HDAC阻害剤(エイチダックそがいざい)

HDAC(エイチダック)阻害剤は、エピジェネティクス(epigenetics)に作用する薬剤です。
生物の設計図であるゲノムの遺伝子は、DNA上の塩基の並び順で規定されています。エピジェネティクスは、塩基配列に変化はなくても遺伝子が細胞の種類や環境に応じて後天的に変化する仕組みのことをいいます。
HDAC阻害剤とは、ヒストン脱アセチル化酵素を阻害する薬剤のこと。ヒストン脱アセチル化酵素を阻害する作用により、ヒストンと呼ばれるたんぱく質に巻きついているDNAをゆるめることで、がんを抑える遺伝子を活発にして、がんの増殖を抑制する働きをします。

化学療法(かがくりょうほう)

化学療法とは、抗がん剤を用いてがんを治療することをいいます。 抗がん剤を注射や点滴、内服などで全身に行き渡らせることで、がん細胞の増殖を抑えたり、再発や転移を防いだりする全身的な治療法です。薬物療法ともいいます。

抗体療法(こうたいりょうほう)

抗体医薬品を使って治療することを抗体療法といいます。抗体は体内に侵入した抗原と結びつき、その働きを抑えるタンパク質です。抗体療法とは、がん細胞の表面にある特殊なタンパク質(抗原)を目印にして結びつく抗体を利用して、がん細胞の増殖を防ぎます。単一(モノ)の抗体産生細胞に由来するクローンから作った薬を「モノクローナル」といいます。

造血幹細胞移植(ぞうけつかんさいぼういしょく)

大量の薬物療法や放射線療法により残存しているリンパ腫を消失させるとともに、骨髄内の造血幹細胞が減少したあと、患者さんご自身、または、提供者(ドナー)の正常な造血幹細胞を移植し、正常な血液細胞をつくれるようにする治療法です。
患者さんご自身の造血幹細胞を移植することを自家造血幹細胞移植(じかぞうけつかんさいぼういしょく)といい、ドナーの造血幹細胞を移植することを同種造血幹細胞移植(どうしゅぞうけつかんさいぼういしょく)といいます。

潰瘍(かいよう)

病気のため、粘膜や皮膚の表面が炎症を起こしてくずれ、できた傷が深くえぐれたようになった状態です。

リンパ球(りんぱきゅう)

リンパ球とは白血球の一種で、異物の侵入から体を守る免疫に関わる細胞です。リンパ球はB細胞(Bリンパ球)、T細胞(Tリンパ球)、ナチュラルキラー(NK)細胞に分類することができます。

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