植物のご紹介

コエンドロ

コエンドロ

Coriandrum sativum Linn. セリ科(Apiaceae)
地中海地域およびコーカサス地方を原産とする一年草です。スパイス名は「コリアンダー」で、葉・茎・種子などをカレーやソーセージあるいはソース類に利用します。生の葉は中華料理のシャンツァイ、タイ料理のパクチー、ベトナム料理のザウムイとして欠かせない素材ですが、名前がギリシャ語の南京虫(Koris)に由来することから判るように、カメムシのような強烈な香りがあり、香辛料としての好みが極端に分かれます。果実(コリアンダー・シード)は完熟すると芳香を放ちます。3000年以上も前から栽培されてきた歴史をもち、古代ローマ時代には肉の保存に使われ、消化促進、食欲増進、咳止めなどの作用があることから健胃整腸剤としても利用されます。

生薬名は「胡荽子(コズイシ)」といい、果実に健胃・駆風作用があります。

コリアンダー・シードはカレーに用いられています。

生の茎葉は香菜(シャンツァイ)やパクチーと呼ばれます。