植物のご紹介

サルトリイバラ

サルトリイバラ

Smilax china Linn. サルトリイバラ科(Smilacaceae)
生薬名:菝葜(バッカツ) 薬用部位:根茎
日本からユーラシア大陸東部、南はフィリピンまで広く分布するつる性落葉低木の雌雄異株で地方的な変異が見られます。地上のつるはかたく、節ごとに曲がり2m以上にも伸び、茎には鋭いとげが見られます。11月下旬には赤い果実が山野で目立ちます。菝葜は、スミラックスサポニンA、B、Cを含み、利尿薬として用いられました。葉はカシワの代りに餅を包む時に用い、またそれをサンキライ餅とも呼ばれます。サルトリイバラは猿捕り茨の意味でトゲがあって猿も引っかかるという意味になります。切花やドライフラワーとしても使用されます。

雌雄異株で4月中旬に花を咲かせます(写真は雄花)。

葉は円形または広い楕円形で短い葉柄があります。

地下部の根茎は、太く横に伸び多くの節をもって肥大しています。