植物のご紹介

ヒナタイノコヅチ

ヒナタイノコヅチ

Achyranthes bidentata Blume var. fauriei (H.Lév. et Vaniot) ヒユ科(Amaranthaceae)
(局方)ヒナタイノコズチ Achyranthes fauriei Lev. et Vaniot
生薬名:ゴシツ(牛膝)  薬用部位:根
日本の本州~九州、中国に分布する多年草です。草丈50~100cmになり、8~9月に花を咲かせます。根が土中深くまで伸長する畑の雑草で、種子は「ひっつき虫」の一種としても知られています。生薬「ゴシツ」は本種の根で、エクジステロンなどの成分を含み、抗アレルギー、抗腫瘍などの作用があります。一般用漢方製剤294処方のうち、牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)、牛膝散(ごしつさん)など7処方に配合されています。

生薬「ゴシツ」は9~11月に採集します。

生薬名は茎の節の部分が「牛の膝(ひざ)」に似ていることに由来します。

果実には尖がった2本の小苞(しょうほう)といわれる部分があり、これが衣服にひっついて種を伝播していきます。