植物のご紹介

ミラクルフルーツ

ミラクルフルーツ

Synsepalum dulcificum Baill.  アカテツ科(Sapotaceae)
西アフリカ沿岸部に自生する常緑低木でグミのような赤い実をつけます。この実はミラクリンという味覚修飾物質を持ち、すっぱいものを甘く感じさせる効果があることから、別名「ミラクルベリー」とも呼ばれています。現地では昔からすっぱい発酵パンやヤシ酒を食べやすくするために用いられていました。熱帯性の植物で非常に温暖な気候を好み、最低10℃を下回る環境では枯れてしまいます。生長は遅く、1年で5~6cmしか伸びません。自家結実性なので一本で結実します。現在、品種などの区別は特にされていませんが、小葉タイプと大葉タイプがあり、前者は縦に伸びやすく、後者は横に広がりやすい性質があります。どちらも果実自体の性質には変わりはないです。最近、大きな実をつけるタイプもあるようです。

花は米粒くらいでほのかな甘い香りがします。あまり開かないので咲いているのかわかりずらいです。京都では不定期に開花します。

果実の長さは2cmほどで最初は緑色を呈して、熟すと赤色になります。

果実の中には硬い種子がひとつ形成されます。