植物のご紹介

エビスグサ

エビスグサ

Senna obtusifolia (L.) H.S.Irwin et Barneby マメ科(Fabaceae)
(局方) Cassia obtusifolia Linn. マメ科(Leguminosae)
生薬名:ケツメイシ(決明子)  薬用部位:種子
中央アメリカに分布する一年草で、熱帯アジア各地および日本でも広く栽培されています。草丈70~150cmで、6~8月に黄色の花を咲かせます。生薬「ケツメイシ」は本種の種子で、オブツシフォリン(アントラキノン類)などの成分を含み、緩下などの作用があります。一般用漢方製剤には配合されていません。ハブ茶は同属植物のハブソウ(Senna occidentalisLink)の種子を用いて作られてきましたが、現在、市販されている多くのハブ茶はより栽培しやすく、収量の多い本種の種子が用いられています。

本種の莢は横向きに着きます。

ハブソウの莢は上向きに着きます。種子は生薬「ボウコウナン(望江南)」として利用されます。

左側:艶があり、角ばった種子がエビスグサ   
右側:艶がなく、角がない種子がハブソウ