植物のご紹介

インドジャボク

インドジャボク

Rauwolfia serpentina Benth. キョウチクトウ科(Apocynaceae)
インド、タイ、マレー半島などの熱帯アジアに分布し、湿気のある森林中の林床に自生する常緑低木です。和名の「インドジャボク(印度蛇木)」は、根の形状がヘビに似ていること、古来インドで毒ヘビによる咬傷の治療薬として根を用いたことなどいくつかの説があります。通常、成分含量の高い4年生の根茎及び根を掘り取り、水洗いしてから天日で乾燥させたものを「ラウオルフィア根」と称します。血圧降下作用、鎮静作用のあるレセルピンと抗不整脈作用があるアジマリンが含まれていますが、現在では、合成品が使用されています。同属植物のヨツバジャボク(R. tetraphylla Linn.)やホウライアオキ(R. verticillata Baill.)にも同じ成分が含まれます。

6~11月に淡紅色で内面は白色を呈する花を茎頂に多数つけます。

赤色の果柄と黒色の果実のコントラストが目を引きます。

根の形状がヘビと似ています。


ヨツバジャボクは中国南部に分布する同属植物です。

ホウライアオキは中国から台湾にかけて分布する同属植物です。