骨粗しょう症は、高齢になってから発症することが多い病気で、高齢化の進む日本では患者数が増加傾向にあります。総人口の10%の約1,300万人が骨粗しょう症ともいわれます。たとえ現在は症状が出ていなくても、いずれは腰痛や骨折などを引き起こす危険性が高いとされる「予備群」を含めると2,000万人に至るとも推測されています。
また、性別では圧倒的に女性が多く、50歳代から急速に増えはじめて、発生頻度は男性の約3倍とされています。