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骨粗しょう症ガイド ~原因・症状・予防~

骨粗しょう症を知る

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骨粗しょう症とは

骨粗しょう症の原因

1.骨の新陳代謝のバランスが崩れる

骨は一度できたら変化しないように思われますが、実は古くなった骨は、常に新しくつくりかえられています。こうした「骨の新陳代謝」のバランスが崩れると、骨粗しょう症になる可能性が高まります。

骨の新陳代謝のしくみ 「破骨(はこつ)細胞」の働き 古くなった骨は、破骨細胞によって溶かされて、カルシウムが血液中に出ます。これを「骨吸収」といいます。 「骨芽(こつが)細胞」の働き 新しい骨をつくる骨芽細胞が、骨の溶けた部分にカルシウムをくっつけます。これを「骨形成」といいます。 骨の新陳代謝がバランスよく行われれば… 健康な骨を維持できます。特に成長期には、破骨細胞よりも骨芽細胞が活発に働くため、骨の量は増えていきます。 骨の新陳代謝のバランスが崩れると… 骨吸収によって溶けた部分を新しい骨で埋める骨形成が足りなくなり、骨の量が減ります。原因は加齢や閉経などです。

2.骨に蓄えられたカルシウムが血液中に溶け出す

体内のカルシウムの99%は、骨と歯に蓄えられています。しかし、残りの1%は血液や組織液、細胞に含まれており、全身の機能を正常に保つという重要な役割を担っています。

体に必要な血液中のカルシウムが不足すると、骨に蓄えられたカルシウムが溶け出して不足分を補います。

すると、骨の量(骨密度)が減ってしまい、骨粗しょう症につながるのです。

3. 骨質の決め手、コラーゲンが劣化する

骨の体積の約半分はカルシウムですが、残りの約半分は美容関係でよく耳にするコラーゲンでできています。骨を鉄筋コンクリートの建物にたとえると、カルシウムはコンクリートでコラーゲンが鉄筋にあたります。

近年の研究で、このコラーゲンの劣化や減少でも骨粗しょう症になることが明らかになってきました。これには、動脈硬化や高血圧の要因でもあるホモシステインという物質などが関係していると考えられています。コラーゲンの劣化や減少を防ぐためには、生活習慣の改善などが必要です。

骨粗しょう症を予防するためには、カルシウムをとって「骨量(骨密度)」を増やすだけでなく、コラーゲンに着目して「骨の質(骨質)」を良くすることも重要です。