リンパ腫の種類
悪性リンパ腫とは?
悪性リンパ腫は血液のがんの一種で、リンパ球が“がん化”して増殖し、リンパ組織にかたまり(腫瘤[しゅりゅう])を作る病気です。がん化したリンパ球は、病気の進行に伴い、リンパ組織だけではなく、全身の臓器にも広がってしまう可能性があります。
単に「リンパ腫」と言えば「悪性リンパ腫」を指します。
悪性リンパ腫の罹患率(新たに悪性リンパ腫と診断された人の割合)は増加傾向にあり、高齢者に多く発症する傾向にあります。また、2021年の調査では罹患率は年間10万人に対し、男性が16.6人、女性が12.7人と男性で多い傾向がみられています。
国立がん研究センターがん情報サービス 全国がん登録罹患数・率報告


リンパ腫の種類
悪性リンパ腫は、リンパ腫組織の形態や細胞の性質によりさまざまなタイプに分けられます。最新のWHO(世界保健機関)の分類では50種以上に分けることができますが、大きく分類すると、「ホジキンリンパ腫」とそれ以外の「非ホジキンリンパ腫」という2つのタイプに分かれます。日本人に多いのは非ホジキンリンパ腫で、悪性リンパ腫全体の90%以上を占めます。ホジキンリンパ腫は日本人には少ないタイプです。
ホジキンリンパ腫の種類には「古典的ホジキンリンパ腫」と「結節性リンパ球優位型ホジキンリンパ腫」があります。また、非ホジキンリンパ腫の種類には「B細胞リンパ腫」、「T細胞リンパ腫」、「NK細胞リンパ腫」などがあります。

・伊豆津宏二(監):血液のがんがわかる本 リンパ腫・白血病・多発性骨髄腫. 講談社. 2023: 32-35.
・厚生労働省 全国がん登録 罹患数・率 報告<https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001476689.pdf>(最終アクセス 2025年10月20日)
・国立がん研究センターがん情報サービス 全国がん登録罹患数・率報告<https://ganjoho.jp/public/qa_links/report/ncr/ncr_incidence.html>(最終アクセス 2025年10月20日)
・国立がん研究センターがん情報サービス 最新がん統計<https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html>(最終アクセス 2025年10月20日)
- 治療後の生活について
- 治療後の生活について




