CIDP・MMNを知る
CIDP・MMNの患者数は?かかりやすい人は?
CIDP(慢性炎症性脱髄性多発神経炎)の患者数とかかりやすい年齢
CIDPは患者さんの数が少ない病気で、希少疾病の一つに挙げられています。
2020年に行われた全国疫学調査によると、全国の患者数は4,180人(人口 10 万人当たり3.31)と推定されています1)。
CIDPは、やや男性に多い傾向(男女比 3:2)があり1)、発症年齢は2~70歳までと非常に広い年齢層にまたがることや、平均発症年齢は53.9±19.4歳であることが報告されています(全国の4,357医療施設を対象としたアンケート調査における患者さん330人での報告)2)。
MMN(多巣性運動ニューロパチー)の患者数とかかりやすい年齢
MMNは患者さんの数がとても少ない病気(希少疾病)です。
2020年に行われた全国疫学調査によると、全国の患者数は507人と推定されています1)。
MMNもやや男性に多く(男女比 2~3:1)1)、発症時の年齢は10歳代後半から60歳代で、40歳代の方が多いとの報告があります3)。
1)
栗山 長門ら. CIDP/抗MAG抗体関連ニューロパチー/MMN全国疫学調査. 厚生労働科学研究費補助金 疾病・障害対策研究分野. 難治性疾患政策研究. 令和5(2023)年度分担研究報告書. 2026; 31-4.
2)
難病情報センターホームページ. 慢性炎症性脱髄性多発神経炎/多巣性運動ニューロパチー(指定難病14)(2026年2月現在)から引用、改変. https://www.nanbyou.or.jp/※外部サイトに移動します。
3)
梶 龍兒ら. 多巣性運動性ニューロパチー(MMN)の全国疫学調査―我が国における現状―. 厚生労働省科学研究費補助金 難治性疾患克服研究事業 免疫性神経疾患に関する調査研究班 2010年度研究報告書. 2011; 124-5.
監修:
山口大学医学部
神経・筋難病治療学講座 教授
血液脳神経関門先進病態創薬研究講座 研究代表
竹下 幸男 先生
(公開日:2024年5月/改訂:2026年5月)