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武田ファーマシューティカルズ・インターナショナル Co.

武田ファーマシューティカルズ・インターナショナルCo.が拠点を構える米国マサチューセッツ州ケンブリッジは、Millennium: The Takeda Oncology CompanyおよびOncology Therapeutic Area Unitの所在地でもあります。Oncology Therapeutic Area Unitは、武田薬品における癌領域の研究開発を担っており、癌領域の専門家からなるグローバルチームで構成されています。当社の癌領域パイプラインとしては、幅広い癌種を対象に、現在、15以上の候補物質を有しています。

私たちは、癌研究におけるさらなる進歩は、決して容易ではないことを、十分に認識しています。政府のみならず民間企業でも広範な取り組みが進められていますが、癌の根本治療は未だ道半ばといわざるをえません。それでも当社は、「根本治療を実現する」との思いを胸に、自分たちの専門性を活かして、果敢に挑戦しています。

当社が注力しているのは、アプローチが画期的な化合物、またはベスト・イン・クラスとなりうる化合物の創製です。当社では、このような、更なる高みを目指す科学的取組みは、単なる「ドラッグエンジニアリング」にとどまらないと信じています。これには、当社の専門家自らが決断を下し、既成概念を打破していくことが求められます。

当社の癌領域部門では、低分子化合物と抗体医薬の両面から研究開発を行っているため、最適な候補物質を選択することで期待される治療効果を達成することができます。私たちはこうした可能性を励みに、癌患者さんの治療を一刻も早く進化させたいという使命感を持って前進しています。

当社は、ノーベル賞を受賞した科学技術に基づき確立された研究領域である、プロテインホメオスタシス(タンパク質の恒常性)分野のリーディングカンパニーとして高い評価を受けています。病態は多岐に亘りますが、とりわけ癌においては、細胞内のタンパク質の恒常性バランスが永続的に変化して、患者さんの生命を脅かす可能性があるとされています。

今日のプロテインホメオスタシス分野は、80年代半ばの薬剤開発における「キナーゼ」に似ています。キナーゼと同様にプロテインホメオスタシスも、抗がん剤を中心に、多くの病態に対する治療薬開発の可能性を切り開いています。VELCADE®(ボルテゾミブ)の成功は、まさにこの分野の重要性を物語っています。