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タケダは、「10-12中期計画」の実現に向けて、まず現在までの成果に立脚し、研究開発パイプラインのさらなる充実に取り組みます。同時に、研究開発の生産性向上に取り組み、コスト効率の早期改善を実現するとともに、将来を見据えて、創薬イノベーションに向けた取り組みを強化します。これらにより、アンメットメディカルニーズ(いまだ有効な治療方法がなく、満たされていない医療ニーズ)に応える革新的な医薬品の創製を追求していきます。
タケダは、これまで、「生活習慣病」、「癌・泌尿器科疾患」、「中枢神経疾患」、「消化器疾患」の4領域を重点疾患領域として位置付けてきました。しかしながら、当社が強いプレゼンスを有してきた領域の中でも、例えば高血圧症や消化器疾患等については、患者さんの治療満足度が向上し、市場が成熟したため、既存薬に対して明確な差別化ができない医薬品は承認されにくくなっている方、多くの主力製品が特許切れを迎え、従来のような安定的な成長を見込むことが難しくなっています。
一方、現時点では当社のブレゼンスは限られていても、これまでの研究開発の蓄積やノウハウが活用でき、アンメットメディカルニーズが高い領域もあります。このような観点から、今後は「疾病予防」と「根本治療」に貢献する分野にフォーカスし、重点疾患領域を「生活習慣病(肥満症・糖尿病・動脈硬化)」、「癌」、「中枢神経疾患」に絞り込んで、経営資源を集中的に投下していきます。