ニュースリリース
2004年10月29日
武田薬品工業株式会社
当社の100%子会社である武田ファーマシューティカルズ・ノースアメリカ株式会社("TPNA社"、米国・イリノイ州)は、同社子会社の武田グローバルR&Dセンター株式会社を通じて米国時間10月28日、2型糖尿病治療薬であるアクトス(一般名:塩酸ピオグリタゾン)とメトフォルミンの合剤(商品名:Actoplus Met)の米国食品医薬品局(FDA)に対する販売許可申請を行いました。
アクトスは、当社研究所が世界に先駆けて発見したチアゾリジンジオン骨格を有する新しい作用機序の糖尿病治療薬で、2型(インスリン非依存型)糖尿病患者に特徴的な病態であるインスリン抵抗性を軽減することによって効果を発揮する薬剤です。 一方、メトフォルミンは主に肝臓での糖の産生を抑制する薬剤であり、作用機序の異なる両剤の併用により、2型糖尿病患者さんの血糖コントロールに有効な治療法を提供することになります。
当社取締役医薬開発本部長 北澤 清は「Actoplus Metの販売許可申請は2型糖尿病という慢性疾患に苦しむ患者さんに新たな治療オプションを提供するものです。この合剤により、米国の糖尿病患者さん個々の病態に応じた糖尿病治療に寄与し、より多くの患者さんのQOL(生活の質)の向上に貢献することにより、当社の経営理念である『優れた医薬品の創出を通じて人々の健康と医療の未来に貢献する』の実現に努めてまいります」と述べています。
当社では、アクトスの付加価値最大化に向け取組んでいます。現在、米国では2型糖尿病に対する単独療法、SU剤・インスリン・メトフォルミンとの併用療法の適応症が認められており、TPNA社は、イーライ・リリー社とのコ・プロモーションのもと、1999年8月からアクトスを販売しています。
以上
<ご参考>
当社は、アクトスとメトフォルミンとの合剤については、Andrx社(米国 フロリダ州)と別途、共同開発を実施しています。