ニュースリリース
2008年03月17日
武田薬品工業株式会社
日本におけるブロプレスと利尿剤の合剤にかかる製造販売承認申請について
当社は、このたび、ブロプレス(一般名:カンデサルタン シレキセチル)と利尿剤(一般名:ヒドロクロロチアジド)との合剤である高血圧症治療薬について、厚生労働省に製造販売承認申請を行いました。
当社が創製したブロプレスは、血圧を上げるホルモンのひとつであるアンジオテンシンIIの働きを阻害する、アンジオテンシンII受容体拮抗剤(ARB)です。日本では、1999年に発売を開始しましたが、2005年にはアンジオテンシンⅡ受容体拮抗剤として、国内で初めて慢性心不全の効能を取得しました。一方、ヒドロクロロチアジドはサイアザイド系に分類される利尿剤で、尿の排泄を促し循環血液量を減少させることにより、血圧を下げる効果を有します。アンジオテンシンII受容体拮抗剤と本利尿剤を併せて投与することで、相乗的な降圧作用が得られると考えられています。
当社の医薬開発本部長 宮本政臣は「ブロプレスと利尿剤の合剤が、患者さんのより良い血圧管理に貢献できるものと考えています。今回の承認申請が、ブロプレスの製品付加価値の最大化につながるものと期待しています」と述べています。
合剤については、当社では海外において、インスリン抵抗性改善剤であるアクトス(一般名:塩酸ピオグリタゾン)とビグアナイド系血糖降下剤(一般名:メトフォルミン)との合剤、またアクトスとスルフォニル尿素剤(一般名:グリメピリド)との合剤を発売しております。今後も患者さんの服薬利便性の向上に資する合剤開発について、あらゆる可能性を追求してまいります。
以上