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2008年01月04日

武田薬品工業株式会社

米国における2型糖尿病治療薬SYR-322の申請について

当社の100%子会社である武田グローバル研究開発センター株式会社(米国イリノイ州)は、このたび、米国食品医薬品局(FDA)に、2型糖尿病治療薬SYR-322 (一般名:alogliptin)について販売許可申請を行いました。SYR-322は、武田サンディエゴ株式会社(米国カリフォルニア州、当社の100%子会社)が創製した1日1回投与のDPP-4阻害薬です。

DPP-4阻害薬は、インスリン分泌を高めるホルモンであるグルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)(※)とグルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド(GIP)(※)を選択的に分解する酵素、ジペプチジルペプチダーゼ(DPP-4)を阻害することにより、それらの血中濃度を維持して血糖値を下げる新しい作用機序の経口糖尿病治療薬です。

今回の申請資料には、全世界220ヶ所で実施された6本の第3相臨床試験結果が含まれており、その登録例数は2,000名以上にのぼります。本試験では、SYR-322の安全性と有効性が、単独療法ならびに、スルフォニル尿素剤、メトホルミン製剤、チアゾリジン系製剤、インスリン製剤との併用療法において検討されました。その結果、SYR-322が2〜3ヶ月の平均血糖値を示す指標であるヘモグロビンA1cを有意に下げること、忍容性が高く体重増加をもたらさないことに加え、プラセボと比較して
低血糖を増加させないという知見が得られました。

当社代表取締役社長 長谷川閑史は「米国におけるSYR-322の申請は、当社が持続的成長を果たす上で特に重要な糖尿病領域において、グローバルリーダーとしてのポジションを強化するための重要なステップです。一日も早く、本薬を2型糖尿病治療の重要なオプションとして、患者さんおよび医療関係者の方々にお届けできることを期待しています」と述べています。

(※) GLP-1およびGIPは食物摂取により消化管から分泌され、膵臓のβ細胞を刺激し、インスリン分泌を増加させるとともに、β細胞自体の機能を改善することが確認されています。さらにGLP-1については、膵臓からのグルカゴンの分泌を抑制することにより、肝細胞での糖の産生を抑制するとともに、食欲抑制作用を有することが知られています。

以上



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