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2007年12月18日
当社は、食後過血糖改善剤「ベイスン®錠 0.2、同OD錠0.2」(一般名:ボグリボース、以下「ベイスン」)について、本日、厚生労働省に「耐糖能異常における2型糖尿病の発症抑制」にかかる効能追加申請を行いました。ベイスンは、腸管での糖質の消化・吸収を遅延させることにより食後過血糖を改善する薬剤で、日本では当社が1994年より販売しています。
耐糖能異常は、WHO(世界保健機構)により、「空腹時の血糖値が126mg/dL未満であり、かつ、75g経口ブドウ糖負荷試験[※]2時間値の血糖値が140〜199mg/dLを示す病態」と定義されています。耐糖能異常の患者さんにおいては、糖尿病への移行率や心血管疾患の発症リスクが高くなることから、食事療法や運動療法を中心とした生活習慣に関する指導が行われますが、十分な効果が得られない場合があります。このような状況を踏まえ、当社はベイスンについて耐糖能異常の患者さんを対象とした2型糖尿病の発症抑制効果に関する臨床試験を行い、その結果に基づきこのたび、本効能追加申請を実施したものです。
[※] 75gのブドウ糖を経口摂取し、そのブドウ糖の摂取前(=空腹時)と摂取後の血糖測定により、糖尿病であるかどうかを判定する試験。
当社の医薬開発本部長 宮本政臣は、「糖尿病の患者さんは年々増加傾向にあり、現在その合併症は深刻な問題となっています。ベイスンについて、“耐糖能異常における2型糖尿病の発症抑制”の効能が承認されれば、耐糖能異常の患者さんならびに医療従事者の方々に薬物療法という新たな治療オプションを提供できることになります」と述べています。
糖尿病の食後過血糖の改善
(ただし、食事療法・運動療法を行っている患者で十分な効果が得られない場合、又は食事療法・運動療法に加えて経口血糖降下剤若しくはインスリン製剤を使用している患者で十分な効果が得られない場合に限る)
通常、成人にはボグリボースとして1回0.2 mgを1日3回毎食直前に経口投与する。なお、効果不十分な場合には、経過を十分に観察しながら1回量を0.3 mgまで増量することができる。
以上