ニュースリリース
2005年11月02日
武田薬品工業株式会社
当社は11月1日、ノルウェーPronova Biocare AS(本社:ノルウェー・オスロ、以下「Pronova社」)と同社が開発した高トリグリセリド血症治療薬Omacor®のライセンス契約について合意しました。
この契約により当社は、本薬の日本における独占的開発・販売権を取得し、Pronova社に契約一時金、開発の進捗に応じたマイルストーンならびに発売後の販売金額に応じたロイヤルティを支払います。
Omacorは魚油から精製した高純度EPA(*1)・DHA(*2)製剤であり、米国では「成人における高トリグリセリド血症」の治療薬として、また、イタリア、ドイツ、イギリスなど欧州の一部の国では同効能ならびに「心筋梗塞再発予防の補助療法(*3)」の治療薬として、それぞれ承認され、既に発売されています。
Pronova社の最高経営責任者 Egil Bodd氏は、「日本におけるOmacorの開発・販売に関して、循環器領域の開発および販売経験が豊富な武田薬品とライセンス契約を締結できたことを嬉しく思います。
武田薬品は、われわれにとってベストのパートナーであると考えています」と述べています。
また当社代表取締役社長 長谷川閑史は、「Omacorが当社製品ラインに加わることにより、生活習慣病領域におけるフランチャイズが強化され、高トリグリセリド血症を併せ持つ高血圧症、糖尿病、高脂血症などの患者さんのQOL向上にさらに寄与できるものと考えています」と述べています。
(*1) EPA=エイコサペンタエン酸
(*2) DHA=ドコサヘキサエン酸
(*3) スタチン系薬剤、抗血小板薬、βブロッカー、ACE阻害剤など標準的治療の補助療法
以上
Pronova社
について
1991年設立。本社はノルウェー・オスロ市。オスロ近郊のSandefjord市に工場を有しています。
EPAおよびDHAの研究、開発、製造、販売を行う世界的メーカーであり、医療用医薬品Omacorに加えて、一般用ならびに工業用製品を世界各国に輸出しています。