思春期早発症

思春期早発症の検査

病歴聴取
いつごろから、どのような症状が始まったかを聞きます。また、在胎週数、出生時の身長や体重、両親の身長や思春期の時期、母親の初経の年齢などを聞きます。
診察
性早熟の兆候をチェックするために、全身の診察および外性器の成熟状態をみます。
ホルモン検査
血液中のゴナドトロピンの分泌や性ホルモンの分泌状態を調べます。
頭部MRI※検査
脳腫瘍などの病変がないか調べます。
腹部超音波検査
副腎や卵巣に腫瘍がないか調べます。
超音波検査は無痛で、放射線による被曝の心配もありません。
成長曲線
母子手帳、保育園・幼稚園の身長・体重の記録、学校の健康記録から、お子さんの身長・体重を標準成長曲線に記して、成長曲線を描きます。これによって、身長のスパートの有無がわかります。
手と手首のX線撮影検査
性ホルモンが早期に分泌されると、骨の成熟が促進します。骨年齢を判定して、骨が成熟していないか調べます。

MRI検査とは、強力な磁石でできたドーナツ状の装置の中に入り、磁気の力を利用して体の断面や血管を撮影する検査です。検査中は工事現場のような音(ガーガー)がしますが、放射線による被曝はありませんので、お子さんでも安心して検査することができます。

思春期早発症とは

症状

原因

検査

治療法

よくあるご質問&アドバイス