前立腺がんとは?

前立腺肥大症との違い

前立腺がんと前立腺肥大症は、加齢とともに増加する男性の病気という点では共通していますが、発生する場所も性質も異なる病気です。前立腺がんは悪性の腫瘍で前立腺の外に広がって他の臓器に転移しますが、前立腺肥大症は良性の腫瘍で外に広がったり、転移はしません。しかし、どちらも高齢者の病気なので、両方が同時に発生することもあります。

前立腺肥大症は頻尿、排尿困難、残尿感などの症状がみられるのが特徴です。これに対して前立腺がんは、初期の段階ではほとんど自覚症状がみられませんが、がんが大きくなると、前立腺肥大症と同じような症状が出現します。さらに前立腺がんが進行して骨に転移すると、腰痛や歩行困難などをきたします。

がんと肥大症のちがい

排尿障害とは

前立腺がんや前立腺肥大症では下記のような排尿障害がよくみられます。このような症状がみられたら医師に相談しましょう。

尿の回数が増える。排尿の後すぐまたトイレに行きたくなる。尿がでにくく、下腹部に不快感がある。前立腺がんが進行すると血尿、尿失禁やむくみ、背骨や骨盤への転移による腰痛や歩行困難など。