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用語集:薬物療法の主な副作用

腫瘍崩壊症候群(しゅようほうかいしょうこうぐん)

悪性腫瘍(がん)の治療で、腫瘍が急速に死滅するときに起こる異常の総称のこと。体内の尿酸が増える、カリウム、カルシウム、リンなどの電解質のバランスが崩れる、血液が酸性になる、腎臓からの尿の産生が減少するなどの異常があり、通常は治療開始から12~72 時間以内に起きます。

骨髄抑制(こつずいよくせい)

血液をつくり出す骨髄の働きが低下し、白血球、赤血球、血小板などが減少します。化学療法の1~2週間後に影響が強く出ることが多く、白血球の好中球が低下することによって、細菌や真菌(カビ)に対する抵抗力が弱くなり、感染症を起こしやすくなります。

肝機能障害 (肝炎)(かんきのうしょうがい (かんえん))

肝臓に炎症を起こし、発熱、黄疸、全身倦怠感などの症状が起こることがあります。

腎機能障害(じんきのうしょうがい)

腎臓が障害を受け、尿量が減る、体重増加、むくみ、呼吸が苦しい、おなかの張りなどの症状があらわれることがあります。

心機能障害(しんきのうしょうがい)

心筋の障害により、脚のむくみ、動いた時の息苦しさ、息切れ、胸の痛み、心臓がどきどきするなどの症状が起こることがあります。

間質性肺炎(かんしつせいはいえん)

肺の肺胞の壁や周辺に 炎症が起こり、この病態になると血液に酸素が取り込めず、 動脈血液中の酸素が減少した状態になります。主な症状として、「息切れ(呼吸困難)」、「空咳(痰のない咳)」、 「発熱」の3つが知られています。

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