リンパ腫のお話

リンパ腫の症状

HOME > リンパ腫とは リンパ腫の症状

リンパ節の腫れや圧迫感

悪性リンパ腫の症状は、腫瘤(しゅりゅう)のできたところや病気のタイプによって違いますが、最も多いのはリンパ節の腫れや圧迫感です。
首やわきの下、足のつけ根などのリンパ節が腫れることが多く、腫れはゴムのような硬さです。腫れたところをおしてもたいていの場合、痛みはありません。お腹の中にできた悪性リンパ腫は、多くの場合、自分で触れることはできませんが、腫れるとお腹の張りを感じることがあります。
胃や小腸、大腸、甲状腺、脳など、リンパ節とは関係のないところに腫瘤ができることもあり、これは節外性リンパ腫と呼ばれます。

全身症状

ほかに、倦怠感や原因不明の高熱(38℃以上)、食欲不振、体重減少、激しい発汗を伴うこともあります。胃腸から発生した悪性リンパ腫の場合は、はじめに腹痛、吐き気、血便などの症状が現れます。

参考文献:

・永井正:図解でわかる白血病・悪性リンパ腫・多発性骨髄腫. 法研. 2016: 158-159.

・堀田知光(編), 永井宏和(著):インフォームドコンセントのための図説シリーズ 悪性リンパ腫 改訂3版. 1.悪性リンパ腫とは. 医薬ジャーナル社. 2017: 6-9.

▲ ページの
先頭へ