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我が輩は高血圧である

 

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沖縄県は、長寿の地域であることが知られています。
伝統的な沖縄の食生活は、塩分が少なく、
栄養のバランスもすぐれています。
温暖な気候、豊かな自然に恵まれ、おおらかな県民気質もあって、
ストレスの少ない健康的なライフスタイルのもと、
生き生きと働くお年寄りが多いのが沖縄の特徴です。
しかし64歳以下の年代では、男女とも全国平均より死亡率が高く、
"長寿王国"沖縄にも危険信号がともっています。
おそらく食生活の変化と車社会による運動不足が原因でしょう。
生活習慣病予防に各自が留意すべきとの沖縄からの発信です。

高血圧は症状がないので、服薬を忘れがちですね。
私は、家では食卓の目につきやすいところに薬の袋を置き、
朝食が終わりしだい薬の袋に手を伸ばします。
出張かばんには、常に10回分ぐらいの薬を入れております。
週3回、朝食前に血圧を測っていますが、
おかげで130/80mmHg前後に維持されており、
週3回以上のテニスも快調に楽しんでいます。

私は、酒好きな肥満傾向のA型人間で、高血圧である。
なるべく歩くこととし、あわせて週3回以上のテニスを楽しむ。
テニスは早朝あるいは、夕食前にすることとしているので、
食事量は少なくて済むのがよい。
調子は上々で、快適。
おそらく長期継続したためにエンドルフィンの
分泌促進状態になっているのであろう。

いつも張りつめていては身がもたない。
適当にストレス解消を講ずるのがよろしかろう。
私はテニスが好きで、夜明けを待って始める早朝テニスを
週3回以上と夜間テニスを週1回(冬季を除く)行い、
身も心も爽快な気分に浸ることにしている。
「楽しいことを長く続けるために適正な血圧維持を心がける」、
これこそ高血圧治療の真髄と思うし、
脳卒中や心筋梗塞などの心血管病予防につながる。
私がテニスを始めたのは50歳になってからであるが、
テニスは学生時代から愛好したスポーツのなかで
最も壮年老年になっても続けられるスポーツで、
かつ心血管病罹患率が低いとも報告されている。
(Am J Med 2002: 112: 733-734)

昨今は、大学医学部の試験でも
面接が重視される傾向が強くなっています。
ペーパーテストだけではわからない、
将来の医師としての資質を面接で見極めようということですが、
たった一度、しかも短時間の面接で、
人間性まで見抜くのはなかなか難しいというのが実感です。
医師と患者さんの関係とて同じ。
じっくり時間をかけて、
相手を理解しようと双方が努力しなければ、
よいコミュニケーションは生まれてきません。

長寿の人の特徴として、
(1)体型は普通か、やや小太り、(2)血圧が低め、
(3)よく戸外で動く、(4)血清蛋白が高め、
などがあげられます。
私たちは、粗食、無機械の労働、車のない
"ノー・カー"の生活など、
ひと昔前の生活にはもどれない時代に生きているので、
血圧上昇を未然に防ぐような
日常生活のあり方を実践したいものです。

2015.4.7 更新