風疹(ふうしん)にかかった人が咳やくしゃみをしたときに、風疹ウイルスが空気中に飛び散り、それを吸い込むことで感染します。風疹ウイルスの
潜伏期間
は2〜3週間です。感染力は麻疹(はしか)ほど強くはなく、感染した人でも30〜50%の人は症状がはっきりしないといわれています。
38℃前後の軽い発熱(約半数の人しかでない)とともに、耳の後ろや首のリンパ節に小指の先ほどのグリグリができ、押すと痛みがあります(治癒後もしばらく残ります)。小さくあざやかな赤い発疹が顔に出てすぐに全身に広がります。熱や発疹は約3日間で治りますので「三日ばしか」とも呼ばれることがあります。喉の痛みや結膜炎、咳、頭痛、軽いかゆみがおこることもあります。成人だと一時的に手指のこわばりや痛み、関節炎を訴えることがあります。発疹、発熱、腫れのすべての症状がそろわないこともあり、その場合は診断がなかなかつきません。
合併症として、関節痛、血小板減少性紫斑(しはん)病、脳炎、などが報告されています。
発疹が消失するまで学校や保育園には行けません。
第1期:1歳児
第2期:幼稚園・保育園最年長クラス児
(5歳から7歳未満で小学校就学前1年間(4/1〜3/31)の者)
■赤ちゃんのためにも気をつけて欲しい!
(先天性風疹症候群について)
妊婦が妊娠初期に風疹(ふうしん)にかかると先天性風疹症候群と呼ばれる病気を持った赤ちゃん(心臓病、白内障、聴力障害など)が生まれる可能性が高くなります。妊婦が風疹(ふうしん)に感染して胎児に影響がでる確率は、妊娠1カ月以内で約5割、3カ月以内で約2割、6カ月以上は感染しても先天性風疹症候群はおきないといわれています。
妊娠、出産を予定している女性はパートナーと一緒に血液検査を受け、風疹(ふうしん)の
抗体
の有無を調べて抗体がなかった場合は予防接種するようにしましょう。ただし妊娠中の予防接種は避けてください。接種後は2〜3カ月あけてから妊娠するようコントロールする必要があります。男性の場合は、出産は関係なくても、妻子に感染させないためにも、抗体の無い方はぜひ接種をおすすめします。