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関節リウマチ治療剤エンブレル®の新剤形
「エンブレル®皮下注50mgペン1.0mL」新発売

-ワンクリックで簡単に投与、患者さんにとってより扱いやすく簡便に-

ファイザー株式会社(本社:東京都渋谷区、以下「ファイザー」)と武田薬品工業株式会社(本社:大阪市中央区、以下「武田薬品」)は、両社がコ・プロモーションのもと販売している関節リウマチ治療剤エンブレル®(一般名:エタネルセプト)の新剤形「エンブレル®皮下注50mgペン1.0mL」を2013年6月10日より新発売いたします。本剤は、本年3月22日に厚生労働省より製造販売承認を取得し、5月31日に薬価収載されました。

「エンブレル®皮下注50mgペン1.0mL」は、従来の「エンブレル®皮下注50mgシリンジ1.0mL」と同じ組成の薬液が充填されているペン型の注射剤です。

  • ペンの最上部にあるボタンをワンクリックするだけで簡単に投与できます。
  • 注射針がペンの中に隠れており、注射時に針を見ずに投与でき、針への恐怖心による精神的負担の軽減にもつながります。
  • 投与後の針刺し防止機能がついており、感染症等のリスクの軽減も見込まれます。
  • 従来のシリンジ製剤に比べ投与が簡便であるため、医療機関での患者さんへのトレーニング時間や自己注射時の手間の軽減に貢献できると考えております。

ファイザー株式会社 取締役 スペシャリティ・ケア事業部門長 アジア・パシフィック地域プレジデントのマーク・スウィンデルは、「関節に痛みや腫れの症状がある関節リウマチ患者さんにとってより扱いやすく、簡便な治療剤を提供できることを大変嬉しく思います。エンブレルは、全世界で最も長く関節リウマチ治療に使用されている生物学的製剤です。自己注射による治療を躊躇されていた患者さんにとって、ペン型の注射剤の登場がよりよい治療につながる機会となることを期待しています」と述べています。

武田薬品工業株式会社 取締役 医薬営業本部長の岩﨑真人は、「日本においては、2005年3月にエンブレルを発売しており、2008年6月のシリンジ製剤発売に続き、今般、患者さんの利便性をより高めたペン型製剤を発売することになりました。関節リウマチは、長期にわたり治療を必要とすることから、患者さんの精神的、身体的な負担を軽減しながら、治療を継続することが重要となります。本50mgペン製剤は、ワンクリックで簡単かつ安全に投与できるため、自己注射が従来より簡便になり、より多くのリウマチ患者さんへ新たな治療オプションを提供できるものと期待しています」と述べています。

<エンブレル®皮下注50mgペン 1.0mL>

■「エンブレル®皮下注50mgペン1.0mL」製品概要

製品名 エンブレル®皮下注50mgペン1.0mL
一般名 エタネルセプト(遺伝子組換え)
効能・効果 既存治療で効果不十分な関節リウマチ
(関節の構造的損傷の防止を含む)
用法・用量

本剤を、通常、成人にはエタネルセプト(遺伝子組換え)として10~25mgを1日1回、週に2回、又は25~50mgを1日1回、週に1回、皮下注射する。

< 用法・用量に関連する使用上の注意(抜粋) >
本剤は、1回の投与量が50mgの患者のみ投与する
こと。なお、1回に本剤の全量を使用すること。
製造販売承認日 2013年3月22日
薬価収載日 2013年5月31日
発売日 2013年6月10日
薬価 30,384円 (50mg 1mL 1キット)

 

■エンブレルについて

エンブレルは、既存治療で効果不十分な関節リウマチ患者さんの治療薬として承認されている生物学的製剤です。関節リウマチにおける炎症発生のプロセスにおいて重要な役割を担うサイトカイン1)であるTumor Necrosis Factor(TNF)に結合することで、TNFを不活化させるとともに、関節リウマチの病態に関与が示唆されるもうひとつのサイトカインであるLymphotoxinα(LTα)にも結合することで、炎症反応を抑制します。エンブレルは唯一のTNFαレセプター製剤で、中和抗体産生による効果減弱などの懸念が少ないとされています。
1) 細胞から放出され、細胞間の相互作用を媒介するタンパク性因子の総称。免疫、炎症、生体防御において重要な役割を担う。

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