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2011年7月~9月

日本における2型糖尿病治療剤「リオベル®配合錠LD」および「リオベル®配合錠HD」(ネシーナ®とアクトス®の合剤)の製造販売承認取得について

当社は、本日、ネシーナ®(一般名:アログリプチン安息香酸塩)とアクトス®(一般名:ピオグリタゾン塩酸塩)の合剤である2型糖尿病治療剤「リオベル®配合錠」について、厚生労働省より製造販売承認を取得しましたのでお知らせします。

今回承認されたリオベル配合錠は、1日1回の経口投与製剤で、1錠あたりアログリプチン25mg / ピオグリタゾン15mgを含有する「リオベル配合錠LD」と、アログリプチン25mg / ピオグリタゾン30mgを含有する「リオベル配合錠HD」の2種類の製剤があります。

ネシーナは、武田サンディエゴ株式会社(米国カリフォルニア州、当社の100%子会社)が創製した1日1回投与のジペプチジルペプチダーゼ-4(以下、「DPP-4」)阻害剤であり、インスリン分泌を高める2つのホルモン[※]を選択的に分解する酵素、DPP-4を阻害することにより、インスリン分泌を高め、血糖値を下げる2型糖尿病治療剤です。一方、アクトスは、当社が世界に先駆けて発見したチアゾリジンジオン骨格を有する2型糖尿病治療剤で、2型糖尿病に特徴的な病態であるインスリン抵抗性を改善することによって、血糖値を下げます。

当社の医薬開発本部長 Nancy Joseph-Ridgeは、「DPP-4阻害剤とチアゾリジン系薬剤との合剤であるリオベル配合錠が承認されたことを嬉しく思います。本合剤は、患者さんの服薬利便性を向上し、より良好な血糖コントロールを実現することが期待されます」と述べています。

なお、リオベル配合錠の添付文書については、ピオグリタゾンによる膀胱癌の発生リスクに関する「使用上の注意」に合わせた記載になる予定です。日本におけるピオグリタゾンの添付文書の改訂内容については、https://www.takeda.co.jp/patients/safety-information/をご参照ください。

[※]グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)とグルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド(GIP)。
GLP-1およびGIPは食物摂取により消化管から分泌され、膵臓のβ細胞を刺激し、インスリン分泌を増加させるとともに、β細胞自体の機能を改善することが確認されています。
さらにGLP-1については、膵臓からのグルカゴンの分泌を抑制することにより、肝細胞での糖の産生を抑制するとともに、食欲抑制作用を有することが知られています。

以 上

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