植物のご紹介

ウスバサイシン

ウスバサイシン

Asarum sieboldii Miq. ウマノスズクサ科(Aristolochiaceae)
生薬名:サイシン(細辛) 薬用部位:根・根茎
本州~九州北部、朝鮮半島、中国東北部に分布する多年草です。山中の比較的湿った日陰にひっそりと生育し、ヒメギフチョウの食草としても有名です。生薬「細辛」は本種の根及び根茎で、メチルオイゲノール(精油)などの成分を含み、鎮咳、去痰、解熱などの作用があります 。 一般用漢方製剤294処方のうち、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)、麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)など13処方に用いられます。

3~5月に地際に花を咲かせます。種子が蟻によって運ばれることで分布を広げていきます。

乾燥した地下部に薬効があり、辛味があることから「細辛」と称されます。