植物のご紹介

ワタ

ワタ

Gossypium arboreum Linn. アオイ科(Malvaceae)
繊維作物として熱帯圏では年5回以上も収穫され、世界で最も栽培面積の多い作物です。ワタが最初に栽培・利用されるようになったのはインドのインダス川流域で、今から約5000年前のことです。このアジアワタが日本にも伝来し、江戸~明治期にかけて地方品種が多数育成されました。しかし、産業革命以降、繊維が長くて紡ぎやすいアメリカワタ(陸地綿、海島綿など)が木綿繊維の主流となって、今ではわずかな系統のみが細々と保存されている状況です。種子から採れる「綿実油」は、抗HIV活性を有しています。

8月上旬より開花が見られ、淡黄~白色の花を咲かせますが、早朝に開いて夕方には閉じてしまう一日花です。

果実がはじけて綿花と呼ばれます。

綿繰り機で繊維と種子を分けます。