植物のご紹介

セイヨウオトギリソウ

セイヨウオトギリソウ

Hypericum perforatum Linn. オトギリソウ科(Clusiaceae)
ヨーロッパ、アジア、北アフリカ原産で、日本でも野生化している多年草です。英名をSt. John's Wortと言います。草丈は1mになります。楕円形の葉を押しつぶすと、特有の良い香りがします。乾燥した全草を「貫葉連翹(カンヨウレンギョウ)」と呼び、抗菌、止血、利尿作用があって、喀血、吐血、リウマチによる骨痛、胃・腸カタル、黄疸などに用いられます。また、花の抽出エキスは軽~中度のうつ病に効果があるとされ、サプリメントとして世界中で広く愛飲されていますが、薬物相互作用があることから、厚労省から28種の医薬品との併用を避けるよう注意喚起の通達が出されています。

全草を乾燥させたものが貫葉連翹(カンヨウレンギョウ)として使われます。

「セント・ジョーンズ・ワート」の名でサプリメントが販売されています。

同属のオトギリソウ(H. erectum Thunb.)の生薬名は「小連翹(ショウレンギョウ)」といい、全草に止血、収斂作用があります。