植物のご紹介

ウメ

ウメ

Armeniaca mume de Vriese バラ科(Rosaceae)
生薬名: ウバイ(烏梅)    薬用部位:未熟果実
中国に分布する落葉小高木で、日本には弥生時代に渡来したことが遺跡の発掘調査で明らかにされています。和名の語源には、生薬「烏梅」をウメイ(wu mei)と呼んだのが転化した、ウムミ(熟実)が転化したなどの諸説があります。馴染み深い「梅干」は日本独自で、江戸時代以降に庶民に普及した食べ物です。また学業祈願で有名な京都の北野天満宮は、ウメの果実が新年の御祝用の「大福梅」に供されるとともに神紋にも「梅鉢紋」が使われるなどウメとの深い関係があります。 生薬「烏梅」はクエン酸(ヒドロキシトリカルボン酸)などを含み、下痢止め、解熱、咳止め、去痰に用いられます。また、青梅の搾り汁を濃縮した「梅肉エキス」は食中毒の薬として利用されます。

青梅を燻製にしたものが生薬で「烏梅(ウバイ)」と称します。

前年に伸びた短い枝(短果枝)に花を咲かせます。

紅色の花を咲かせる品種もあります。