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ゴオウ

ゴオウ

生薬名:ゴオウ(牛黄)
基原動物:ウシ Bos taurus Linn. var. domesticus Gmel. (ウシ科 Bovidae)
使用部位:結石

ウシの胆のう中に生じた結石です。結石をわずらったウシから採取されます。希少であるため大変高価な生薬です。主要な成分はビリルビンなどの胆汁色素やデオキシコール酸などの胆汁酸です。強心、解熱、鎮静作用があるといわれ、動悸による不安感などを改善する目的で六神丸(ろくしんがん)、救命丸(きゅうめいがん)などに配合されています。