植物のご紹介

トンキンニッケイ

トンキンニッケイ

Cinnamomum cassia J.Presl クスノキ科(Lauraceae)
生薬名:ケイヒ(桂皮) 薬用部位:樹皮
中国南部やベトナム北部に分布する常緑高木で、高さ12~17mになります。桂皮は、古くから多くの漢方薬に処方される重要生薬で、樹皮にはケイヒアルデヒドなどの精油成分を含み、発汗、解熱、鎮痛、健胃、整腸などの作用が知られています。「桂枝湯(けいしとう)」など一般用漢方製剤294処方のうち89処方に配合されます。産地名を冠したさまざまな商品名で流通していますが、現在、日本で薬用に利用されているものはベトナム、中国南部、ミャンマーなどの栽培品が輸入されています。

小さい黄白色の花がつき、夏に小粒の果実が実る。

食品や香辛料としても世界中で膨大な量が消費されています。京都の銘菓「八ツ橋」にも使われています。

樹皮または枝皮を乾燥したものが「桂皮」で、味は甘辛くて、特有の強い芳香があります。