植物のご紹介

ガジュツ

ガジュツ

Curcuma phaeocaulis Valeton ショウガ科(Zingiberaceae)
(局方)Curcuma zedoaria Roscoe
生薬名:ガジュツ(莪蒁)  薬用部位:根茎
インドおよびマレーシアに分布する多年草です。草丈は約1mになり、我が国では夏に開花します。日本には1700年代に渡来し、現在でも沖縄県や鹿児島県の種子島などで栽培されています。生薬「ガジュツ」は本種の根茎を、通例、湯通ししたもので、クルゼレノン(精油)、クルクメノン(セスキテルペノイド)などの成分を含み、健胃などの作用があります。一般用漢方製剤には配合されていません。主に胃腸薬の原料となりますが、近年では健康補助食品などにも利用されています。清涼感のある香りがあり、味はわずかに辛く苦味があります。

市販されている生薬「ガジュツ」。

生の状態の根茎の断面は緑~青または紫色を帯びています。

葉脈の主脈沿いが赤紫色を帯びます。