植物のご紹介

ジャノヒゲ

ジャノヒゲ

Ophiopogon japonicus Ker-Gawl. ユリ科(Liliaceae)
生薬名:バクモンドウ(麦門冬) 薬用部位:根の膨大部
日本、中国、朝鮮半島などに自生する常緑性の多年草です。花は7~8月に開花し、冬には光沢のある青色の実をつけます。生薬「麦門冬」は本種の根の膨大部でオフィオポゴニン(ステロイド配糖体)などの成分を含み、鎮咳作用などがあります。「麦門冬」は一般用漢方製剤294処方のうち麦門冬湯(ばくもんどうとう)、竹茹温胆湯(ちくじょうんたんとう)など23処方に配合されています。葉の形から、蛇のヒゲあるいは竜のヒゲと呼ばれています。日陰でもよく育ち、公園や庭の垣根ぞいに植えられていて、緑の少ない冬ではひときわ目立ちます。

7~8月頃、根を掘り、膨らんだ部分(貯蔵根)だけを用います。

生薬「麦門冬」は、淡黄色で柔軟性や潤いがあり、大きくて重いも
のが良品とされます。

晩秋に球形の種子が付き、熟すと濃青色となり光沢があって美し
い。