植物のご紹介

甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)

甘麦大棗湯(かんばくたいそうとう)

体力中等度以下で、神経が過敏で、驚きやすく、ときにあくびが出るものの、不眠症、小児の夜泣き、ひきつけなどに適用されます。本処方は、ヒステリーなどの精神興奮が激しい状態に使う処方として有名です。構成生薬のうち、甘草は急迫(せっぱつまった状態)を改善するといわれています。大棗は胃腸を安らかにし、気を作り出すのを助ける働きがあるといわれています。

植物: ウラルカンゾウなど
部位: 根、ストロン
性味: 甘、平

植物: コムギ
部位: 果実
性味: 甘、涼

植物: ナツメ
部位: 果実
性味: 甘、温