植物のご紹介

カミツレ

カミツレ

Matricaria chamomilla L. キク科(Asteraceae)
ヨーロッパに分布する常緑の多年草で、高さ40~100cmになります。学名の「officinalis」には「薬用」の意味があります。生薬名をサルビア葉といいます。成分としてツヨン、シネオール、ボルネオールなどの精油のほか、タンニン、ロスマリン酸などを含み、消毒、駆風作用などがあるといわれています。乾燥した葉は肉料理にも用いられ、特に挽き肉の腸詰めには欠かせない香辛料です。大きな株になると夏季の高温多湿で枯れやすくなるので、挿し木で株を更新します。

生薬「カミツレ」は乾燥した頭花を指します。

花床の断面(左:ローマカミツレ(Anthemis nobilis Linn.)、右:カミツレ)の形状が異なります。

カモミールティーはリンゴのような甘い香りを楽しむことができます。