植物のご紹介

キキョウ

キキョウ

Platycodon grandiflorus (Jacq.)A.DC. キキョウ科(Campanulaceae)
(局方) P. grandiflorum A.DC.
生薬名:キキョウ(桔梗根) 薬用部位:根
東アジアに分布し、日当りのよい山地や原野の乾いた場所に生育します。茎や葉を傷つけると乳液がでます。花は青紫色の鐘形で、熟したさく果には細かな種子が多く含まれます。根は太くて黄白色の紡錘形です。根にプラチコジンA、C、D(いずれもサポニン類)を含み、鎮咳、去痰、排膿などの作用を有します。一般用漢方製剤294処方のうち、桔梗湯(ききょうとう)など31処方に配合されています。日本では花の美しさを観賞し、秋の七草の一つ「朝顔の花」として多くの歌に詠まれ、家紋などの文様にも用いられるほど親しまれていますが、野生種は激減して絶滅危惧種に指定されています。

花は8~9月にかけて咲きます。

白や桃色などの花を咲かせる園芸品種があります。

乾燥した根が生薬「桔梗根」で、まっすぐであるのが特徴です。