植物のご紹介

チユウキンレン

チユウキンレン

Musella lasiocarpa C.Y.Wu バショウ科(Musaceae)
中国雲南省からインドシナ半島の標高1000~2500mの山の斜面に分布する常緑多年草で、草丈は約60~100cmになります。英名では「チャイニーズ・イエロー・バナナ」、中国名では「地湧金蓮(チユウキンレン)」、和名は中国名を引用して「チユウキンレン」といい、地面から金色のハスの花が湧き出したように見えることから名付けられたとされますが、実際はハスの仲間ではありません。一見、花のように見える花弁状の部は苞葉(ほうよう)と呼ばれ黄色を呈して約2~3ヶ月観賞できます。中国では花を止血薬として用います。 バショウ科の植物の中では比較的寒さに強いというところから、「耐寒バナナ」の名前で流通していますが、バナナ(Musa属)とは異なる一属一種の植物です。1999年に開催された昆明世界園芸博で、目玉商品の一つとして注目されました。

花は苞葉(ほうよう)の基部に小さく咲きます。

バナナも本種と同じバショウ科に属する植物です。

ハス(Nelumbo nucifera )はハス科ハス属に属して、本種はバショウ科のムセラ属に分類されます。