植物のご紹介

ナンテン

ナンテン

Nandina domestica Thunb. メギ科(Berberidaceae)
生薬名:ナンテンジツ(南天実)   薬用部位:果実
中国に分布する常緑低木で、樹皮は灰黒色で縦溝があり、6月頃に6弁の白い花を咲かせます。和名のナンテンは中国名の「南天竹」に由来し、その名前が「災難を転ずる」につながることから、屋敷内の鬼門の方向や手洗の近くなどによく植えられています。乾燥した成熟果実には、ドメスチン(アルカロイド)などが含まれ、鎮咳薬に用いられます。赤飯などの上にナンテンの葉をのせる風習は、葉に含まれるナンジニン(アルカロイド)が分解されて殺菌・防腐効果を期待して利用されます。またナンテンの配糖体は、医薬品としてアレルギー性疾患治療剤のリザベン(トラニラスト)にも利用されています。

6月頃に6弁の白い花を咲かせます。

果実ははじめ緑色、熟すと赤色に変化します。

シロナンテン(var. leucocarpa )の成分は赤実と全く同じです。