長期療養の子どもたちへの支援

現在、小児がんを初めとする難病により多くの子どもたちが、1ヶ月以上の長期入院・療養を余儀なくされています。学校などの生活の場から切り離され、病院で懸命に病に立ち向かう子どもたちや、これを支えるご家族が抱える肉体的・精神的な負担は非常に大きくなります。加えて、近年においては、医療技術の向上により治療成果が飛躍的に向上し、小児がんでは70~80%の治癒が見込まれる状況になりました。これに伴い、子どもたちとそのご家族に対するサポートにも心理的・社会的観点を含めた、より包括的で、きめ細かいケアが求められるようになってきています。

しかしながら、例えば小児がんでは発症する子どもは年間3,000人程度と言われ、成人と比べて症例数が多くなく、支援対象の分野として、なかなか目が届きにくい状況でした。2012年に「第2次がん対策基本計画」に初めて小児がんについての記載が加わり、今後、行政を中心に様々な対応がはじめられることになりますが、充実した支援体制が出来上がるには、どうしても時間がかかります。

このような状況に対して、さまざまな支援を必要とする長期療養中の子どもたちやご家族が直面している困難や悩みに寄り添い、学びや遊び、くつろぎなどのサポートを提供するために、日本中で多くのNPOやNGOが様々な活動しています。当サイトでは、長期療養の子どもたちとそのご家族が直面している現状をお伝えするとともに、そのような方々を支えるために尽力している団体を紹介いたします。

長期療養中の子どもたちは、遊び盛り・育ち盛りの時期を、病院という特殊な環境で過ごすことになります。このサイトが、彼ら・彼女たちにとって、少しでも充実した時間を過ごすことができ、「生きる力」に結びつくことの一助となれば、心より嬉しく思います。