フィリピンでの活動

フィリピン

子どもたちへの医療支援

セブ島、サマール島、レイテ島、カモス諸島などのヴィサヤ活動地域は農村が多く国内でも世帯所得の低い地域です。そのため、医療支援体制が不足し、障がいをもった子どもや手術を必要とする重篤な病気の子どもに十分な 医療サービスを提供することができません。こうした状況を改善するため、これらの地域で障がいのある子どもや手術などの高度医療が必要な子どもを対象に、医療支援を行います。

活動内容(2011.7-2012.6)および成果

医療支援の実施 - 診察・治療・入院・手術(新規患者23名)

本プロジェクトの支援対象の子どもは、コミュニティの保健ボランティアや行政ソーシャルワーカー、保健所などの要請を受け、病状や緊急度の高さによって決まりました。本年度の新規患者23名のほか、全年度支援対象だった子どもたち7名が継続的な治療を受けました。

<事例紹介>

リウマチ性心疾患北サマール州のジャニナ(11 歳)は、リウマチ性心疾患を患っていました。2012年 3月からペニシリン注射を21 日間おきに受ける治療を始めました。治療を受ける前は学校での生活に疲れやすく、特に運動後はひどい疲れに襲われていました。また時々発熱や激しい痛みを伴う関節の腫れもありました。ジャニナの担任教師が両親に町保健所で診察を受けるように助言しました。両親はこの時、2年前からこうした症状に苦むようになっていたと語りました。心臓の病気の疑いがある、と診断された結果、町保健所の担当者は、家族が貧しいことを知り、プランに連絡しました。治療の結果、症状は改善されました。

ステークホルダーズ・ボイス

ジャニナはとても幸運だったと思います。武田薬品工業株式会社とプランのおかげで、適切な治療を受けることができました。これからも私たちの村の病気の子どもたちを助けていただきたいと思います。
(ローナ/ジャニナが暮らす村の職員)